tomk79/microtime-recorder

処理中の microtime を記録してボトルネックを探す デバッグライブラリです。

0.1.2 2019-02-03 07:13 UTC

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Last update: 2024-12-29 05:44:45 UTC


README

処理中の microtime を記録してボトルネックを探す デバッグライブラリです。

インストール - Install

$ composer require tomk79/microtime-recorder

使い方 - Usage

<?php
$mr = new tomk79\microtimeRecorder( '/path/to/record.txt' );

$mr->rec(); // Save initial record

for( $i = 0; $i < 10000; $i ++ ){}

$mr->rec(); // Save 2nd record

はじめに、 tomk79\microtimeRecorder のインスタンス $mr を作ります。 以降、 $mr->rec() を呼び出すたびに、その時点の記録が保存されます。

コンストラクタの第1引数には、次の値を指定できます。

  • String /path/to/record.txt = 出力先ファイルのパスを指定した場合、テキストファイルに記録を保存します。
  • String /path/to/record.tsv = テキストファイルへの出力と同じですが、特にファイルの拡張子が .tsv の場合は、TSV形式で出力されます。
  • String /path/to/record.csv = テキストファイルへの出力と同じですが、特にファイルの拡張子が .csv の場合は、CSV形式で出力されます。
  • Boolean true = ファイル出力の代わりに、 標準出力へレポートします。
  • Boolean false または null または 省略 = 記録しません。プロダクト版コードに $mr->rec() の記述を残したい場合、 普段は falsenull を与えておけば、 tomk79/microtime-recorder は何もしなくなります。

出力されるデータ

出力されるデータには、次の情報が含まれています。 データは、 1回の $mr->rec() の実行につき1行出力されます。

Process ID

実行時のプロセスIDを格納します。

elapsed

1回前の $mr->rec() が実行されてから経過した秒数を格納します。 インスタンスが生成されてから初めて実行された $mr->rec() では、 スクリプトが開始されてから経過した秒数が格納されます。

FILE

$mr->rec() が実行されたファイルのパスを格納します。

LINE

$mr->rec() が実行された行番号を格納します。

values

$mr->rec() が受け取った値を var_dump() して取得した文字列を格納します。 $mr->rec() の引数は複数指定することができます。

テスト - Test

$ cd (project directory)
$ php ./vendor/phpunit/phpunit/phpunit

更新履歴 - Change Log

tomk79/microtime-recorder v0.1.2 (2019年2月3日)

  • $mr->rec() に引数を渡せるようになった。

tomk79/microtime-recorder v0.1.1 (2019年2月1日)

  • CSV, TSV 形式の列がずれる不具合を修正。
  • 経過秒 が 指数表記 となることがあったが、見づらいので少数表示になるように修正。

tomk79/microtime-recorder v0.1.0 (2019年1月20日)

  • Initial release.

ライセンス - License

MIT License

作者 - Author