iamapen / commentable-data-set
Commentable CSV DataSet for DBUnit
Requires
- php: ^7.2
- ext-mbstring: *
- kornrunner/dbunit: ^5.0
Requires (Dev)
- ext-pdo: *
- phpunit/phpunit: ^8.2|^9.0
README
phpunit/dbunit 用の DataSet や Operation の詰め合わせ。
iamapen/excel-friendly-data-set の後継。
DBレコードを「1列目がコメントのCSV」で表現するための CsvDataSet など。
Install
UT用なので require --dev
になる。
composer require --dev iamapen/commentable-data-set
手動で composer.json に書く場合
require-dev: {
"iamapen/commentable-data-set ": "^4.0"
}
Usage
DataSet
DataSet/CommentableDataSet
CSVの左n列をコメント列扱いとして、無視する(取り込まない) 機能を持つ CsvDataSet。
テストデータに対してのコメント列として使える。
$ds = new \Iamapen\CommentableDataSet\DbUnit\DataSet\CommentableCsvDataSet(); $ds->addTable('users', '/PATH/TO/users.csv'); $ds->setIgnoreColumnCount(1); // 1列目をコメント列とする
CSVの例
最初の列はコメント,id,user_name
男性ユーザ,1,taro soramame
女性女性ユーザ,2,arare norimaki
1ヶ月以上ログインしてないユーザ,3,akane kimidori
削除されるユーザ,4,gajira norimaki
もちろん他の DataSet との比較もできる
class XxxTest extends \PHPUnit\DbUnit\TestCase { function testXXX() { $this->assertDataSetsEqual($ds1, $ds2); } }
DataSet/ExcelCsvDataSet (deprecated)
最初に作成した DataSet。
Excelで扱いやすい UTF-16-LE(+BOM) のCSVを UTF-8 に変換しながら取り込むもの。
現在は出番はないと思われる。
2007年作成当時は UTF-8 の CSVを満足に編集できるソフトが少ないという経緯で作られた。
しかし現在は LibreOffice-Calc 等のエディタでUTF8のCSVを容易に編集できるため、
わざわざExcel用に UTF-16 で保存しておくこともない。
以下、旧 README のまま。
Excelでは UTF-8 のcsvをまともに編集(とくに保存)ができないが、 UTF-16-LE(+BOM) にすれば「D&Dで開く」「Ctrl+S」で保存など比較的自然に編集でき、 テストデータにUnicode文字も使える。
代わりにテストコード内で UTF-16 -> UTF-8 変換が必要になるので、これを行う。
なおExcelからは"Unicode", sakuraエディタでは"Unicode", vimでは"utf16le", mbstringでは"UTF-16"で扱える。 新規CSV作成時はテキストエディタでUTF-16のファイルを作成してそれをExcelにD&Dするのが楽そう。
xxTest.php
$ds = new Iamapen\ExcelFriendlyDataSet\Database\DataSet\ExcelCsvDataSet();
Operation
Operation/MySqlBulkInsert
PHPUnit_Extensions_Database_Operation_Insert
のバルクインサート版。
MySQL専用。(一応SQLiteでも動く)
あまりに入力CSVが大きいと、max_allowed_packet
の制限にかかる可能性がある。これは課題。
use Iamapen\CommentableDataSet\DbUnit\DataSet\CommentableCsvDataSet; use Iamapen\CommentableDataSet\DbUnit\Operation\MySqlBulkInsert; // DataSet $ds = new CommentableCsvDataSet(); $ds->addTable('/PATH/TO/CSV'); // 実行 (TRUNCATE -> BULK INSERT) $con = new \PHPUnit\DbUnit\Database\DefaultConnection($pdo); \PHPUnit\DbUnit\Operation\Factory::TRUNCATE()->execute($con, $ds); (new MySqlBulkInsert())->execute($con, $ds);
注意点・課題
-
Operation/MySqlBulkInsert
- あまりに入力CSVが大きいと
max_allowed_packet
の制限にかかる可能性がある。
- あまりに入力CSVが大きいと
-
DataSet/ExcelCsvDataSet
- もはや非推奨。
UTF-8 で保存して、UTF-8 対応のエディタで編集するのがよい。例えば LibreOffice の Calc でできる。
Excelでやろうというのは、まともなエディタが存在しなかった時代の古いアプローチ。 - 文字コード変換をストリームでやったほうがいい
- もはや非推奨。
-
正式なプロダクトでの運用実績が少ないため、品質は趣味レベル。